就業規則の落とし穴|要注意!!危険な就業規則事例

就業規則の不備による問題事例

就業規則は「企業の法律」とも言うべきもの。その企業に合わせて明確に規定する必要があります。この就業規定に不備があると、様々な問題を引き起こす原因になりかねません。こちらでは、就業規則の不備によって起こった問題事例をご紹介します。

パートタイマーが退職する際に退職金を要求

問題点
パートタイマー用の就業規則がない

詳細
10年以上勤めてきたパートタイマーが退職することになり、その際に退職金を求めてきた。この企業では正社員には勤続年数に応じた退職金を支給しているが、パートタイマーには支給していない。しかし、そのパートタイマーの勤務時間は正社員と変わらなかった。

対策
  • パートタイマーは正社員の就業規則から適用を除外
  • パートタイマー用の就業規則を作成

無断欠勤をしたまま出社しなかった社員が突然戻ってきた

問題点
無断欠勤に対する就業規則が明確ではない

詳細
突然会社を無断欠勤したまま姿を見せなくなった。上司が連絡してもまったく本人とは連絡がとれず、2週間経ってから、その社員が突然出社してきた。本人は「体調不良」を理由にしている。就業規則には「14日以上の無断欠勤は懲戒解雇」とあるため、その旨を伝えたところ「出勤の督促を受けていない」として解雇予告手当を要求してきた。

対策
  • 連続した無断欠勤だけでなく、断続的な無断欠勤も対象にする
  • 無断欠勤の社員は「解雇」ではなく「自然退職」扱いにする

社員が突然、翌日退職すると言ってきた

問題点
退職前の引き継ぎについて規定されていない

詳細
非常に忙しい時期に、社員が突然「翌日退職したい」と申し出た。せめて1ヶ月後にするように言ったところ、「就業規則には14日前に申し出ることとなっているので、2週間後に退職する」と言い返してきた。

対策
  • 明確な引き継ぎ期間を設ける
  • 業務の引き継ぎ完了のための規定を設ける
  • 「突然の退職には処分もあり得る」とする

原経営労務管理事務所
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